琉球紅型について
お客様のご依頼で、琉球紅型とのコラボレーションができました。
紅型とは琉球王府、首里、浦添を中心に、婦人の礼装として、又神事に関する古式の服装として
摺込みの手法で染められたのが、琉球染料技術の起源だといわれています。
その後、14〜15世紀の頃、中国、東南アジア全域との海外交易により中国の紅型の技法、印度、
ジャワ等の染料技術が導入され、また京都の友禅の影響を多く吸収するなど、あらゆる東洋文化と
係わりながら沖縄独自の気候風土の中で自然に育くまれ、独自の技法を持つ琉球紅型が完成していきました。
以来、琉球王府の保護の下に南島特有の神秘的な美しい染物、東洋花布として、
中国福建市場への貴重な交易品になり珍重されていました。 一つの図柄に多くのモチーフを描き、
そこに数多くの顔料を用いた多彩な色使いに加えて、『隈取り』といわれる独特なぼかし染めの
技法は作品に立体感を持たせています。
今回中屋とコラボレーションした万年筆のモチーフはご覧いただきますように琉球紅型の代表的な
図柄である『鶴と菖蒲』です。原案の礼装品では 鶴は二羽の双鶴図ですが、今回万年筆に蒔絵化した図案は
ペン軸が丸いこともあり、一つの鶴を中央に大きく配する構図としています。
なお、この万年筆は2005年春にある国の大統領にある方を通じて献上されます。
紅型作家、藤ア眞先生の下記の作品をモチーフに、蒔絵万年筆を製作しました。

技法
両端は、梨地粉、中央からは、プラチナ粉を蒔き、漆を塗り込み、研ぎ上げます。
次に、模様を、銀友治あげを施し、最後に金粉を蒔き、色漆を塗り込んでから、研ぎ出し、
生漆を擦り込んだあと、磨きあげます。



他にも典型的な琉球紅型の生地をモチーフとしてペンにご依頼を受けたモデルもございます。
こちらをご覧下さい。
価格 472,500円
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