『羅生門』の謂れ

  平安時代、京の羅生門近辺に鬼が出没しては貴族の娘をさらっていく事件が頻発し天皇の命を受けて
源頼光がその配下の四天王を伴い羅生門で鬼退治をしたとの逸話が残っています。
この四天王の中のひとりが渡辺綱(953-1025)で、今回の万年筆の情景は羅生門で鬼と綱が戦い鬼の片腕を
切り落としたところを好評の一子相伝の炭粉仕上げのみで仕上げています。
この話はその後、綱が鬼の腕を家に持ち帰り保管していたところ、その鬼が綱の乳母の振りをして忍び込み、
腕を持ち帰ったため、更に大江山で激しい鬼退治が行われたとあります。
万年筆の軸に、しかも人物の表情にまでこの全てが黒色の炭粉仕上げを施したのは今回が初めてです。
人物の表情や、鎧の直垂(ひたたれ)部分の様な細かい部分を全てこの光沢がない炭で凹凸をもって
この局面に細工をしていくだけで半年を要している逸品と言えます。

技法

  既にご紹介させて頂いています『玄鯨宝柱』、『昇り龍 』同様の炭粉仕上げです。

裏側から見た画像です。
キャップに著した鬼の近影2点です。
もう少しUPした画像はこちらです。
軸側の渡辺綱の近影です。
もう少しUPした画像はこちらです。

製作前の原画(スケッチ)です。

価格 525,000円

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