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『獅子の児(こ)落し』の謂れ

  百獣の王獅子。強くなければいけないので酷い様ですが児を試して崖から千尋の谷底に落とし、這い上がってきた
強いもののみを残して育てる、と語り伝えられている著名な話を海外のお客様のご要望で蒔絵で万年筆化しました。
獅子と断崖、また獅子の児が崖下から這い上がってくる構図は細長い万年筆にも調和がとれ格好の構図となりました。



技法

  銀雄治(銀であげる高蒔絵)上げを主体としています。細部は漆で何度も何度も盛り上げています。(製作期間8ヶ月)
波などの銀色のところは、プラチナ、盛り上がっているところは、高蒔絵です。
万年筆の軸はアール(曲面)が大きく盛り上げがとても大変です。特に万年筆の局面に沿って360度の方向に
盛り上げるだけで半年を要しています。



 
裏側
獅子の近影です。
滝の水は、幾重にも山を重ねるように、仕上げてあります。
裏側に梨地をしています。 

製作時のスケッチです。

価格 441,000円

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