| ■伊万里焼きとは? |
九州佐賀県の有田で焼かれ始めた磁器は鍋島藩の保護育成と
厳しい管理のもと、十数キロはなれた伊万里の港から全国に向けて
積み出されました。伊万里に於いても磁器は作られていましたが
出荷地が海が近くで港がある伊万里の地であった為、特に海外では
「伊万里焼」と呼ばれるようになりました。これが、江戸時代の
古い有田焼を古伊万里というゆえんです。
「古伊万里」は、柿右衛門・鍋島各系を除く幕末
以前の有田焼すべてを含んでいます。
伊万里焼の特徴として大まかに3つの流れに
分けることができる。
古伊万里調・柿右衛門調・鍋島調がそれである。
●古伊万里
古伊万里の特徴としては、人形や壺などに見られるように、金や赤などの色をふんだんに
使い豪華・絢爛・自由闊達と表現されるものがおおい。これは外国人の注文に応じて
制作したためと考えられる。ただし藍色一色のものもある。
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| ●柿右衛門 |
1645年 酒井田柿右衛門が初めて赤絵を焼いてからは
有田磁器の名声は更に高まりました。これが日本で最初の
色絵磁器と言われています。・柿右衛門の特徴の第1は
『にごし手』と呼んでいる乳白の素地にあり、第2に上絵に
使われる彩釉で、種類は極めて多い。赤・緑・金・黄・青・紫・黒等を用い、
時に銀も用いています。特に色々な赤の色の表現には特に苦心を
重ねており、これらの赤に対しては、世界的に定評がある。柿右衛門の
特徴としては、白磁の白を生かすための色絵と言われるくらい空間が
多くすっきりとしている。柿右衛門は柿色の赤があまりに有名だがが、
色絵付けの方法は、伊万里の東島徳左衛門が長崎に来た中国人から習い、
これを柿右衛門に伝えた。その後苦心の結果1643年に色絵付けに
成功している。
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| ●鍋島 |
鍋島には色鍋島と鍋島青磁・染付があるが特に色鍋島の特徴としては、
上絵の色が赤・黄・緑の3色に限定されている。また描かれた線が非常に
細く無駄な遊びがない。 |