中屋の漆      last up date 2005/01/17

「中屋の漆」について

japanと呼ばれ、日本の英語名JAPANの基になった「漆」。
日本の万年筆、職人にこだわる中屋では、特にこの漆塗りの万年筆に力を入れております。
中屋の万年筆は、会津や加賀、輪島で塗っています。

写真右端に飛んでいるのは、トンビ。
日本でも少なくなった自然の残る街、輪島。新空港が開港し、交通の便がよくなりました。

中屋では、独特の溜塗、朱、洗朱、みどり、の他、常にいくつか試作しています。
また中屋定番の黒い万年筆は、エボナイトの軸に、黒の漆を塗って仕上げています。
ブライヤーも、仕上げに拭き漆を施しています。

お椀などの漆塗りの工程は、たくさんのホームページで紹介されていますので、
ここでは、中屋の万年筆の漆塗り工程を写真で紹介します。
全てが熟練の漆塗り職人による手作業です。
手間はもちろん、完全に乾かしてから次の作業へ移るため、たくさんの時間を要します。
『中屋』 の 「漆塗り万年筆」

まず漆を準備します。
写真は「朱」です。朱合漆に顔料を混ぜて色を作っています。


ホコリを除去するために、漉してから使います。


万年筆の軸に漆を塗ります。
刷毛目をつけず均一に塗るのはかなりの熟練が要ります。
ものによって、何度か塗りを重ねます。
溜め塗りの場合は、上塗りした漆が月日が経つにつれて透けてきて、下塗りした色が見えてくる塗りが施されます。


塗った後は、ホコリが付かないように職人の後ろにある塗師風呂で乾かします。
塗面の漆が垂れるのを防ぎ均一な厚さになるように、時々回転させながら乾かします。


ブライヤーの表面処理です。
上質の1級生漆を綿につけ、研ぎ面に塗った後、柔らかな和紙で適度に拭き取ります。
何度かこの処理をして艶を出して行きます。






蒔絵を施している所です。漆で絵を描き、その上に金粉を蒔きます。
漆の付いている部分にだけ金がつきます。


細い筆で少しずつ作業を進めています。
親指に付けているのは、パレットのようなものです。


尚、漆については、さまざまなHPがありますので、そちらをご参考になさって下さい。

うるしとうるしのうつわ

輪島漆器商工業協同組合



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